shajii’s blog

主に技術ブログ

Win10でのSwiftファイルの実行

この記事は、前回の記事 SwiftをWindows10にインストールする - shajii’s blog
の続きである。
本記事では、コマンドプロンプトにて、Swiftファイルを実行して「Hello World」を表示させてみた。


・test.swiftファイルの作成
本環境では swiwork ディレクトリ配下にtest.swiftを作成し、エディターで以下の文を記述して保存する。

print("Hello World");


環境変数の設定
コマンドプロンプトでソースファイルのディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行

set SWIFTFLAGS=-sdk %SDKROOT% -resource-dir %SDKROOT%\usr\lib\swift -I %SDKROOT%\usr\lib\swift -L %SDKROOT%\usr\lib\swift\windows


コンパイル
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してコンパイルする(ファイル名と出力するexeファイル名は環境に合わせて変更する)。

swiftc %SWIFTFLAGS% -emit-executable -o test.exe test.swift

コンパイルが終了したら、exeファイルが作成されていることを確認する。
f:id:shajii:20210426183439p:plain


・exeファイルの実行
では、test.exe を実行して、以下のように Hello World と表示されれば成功。

f:id:shajii:20210426183814p:plain